ドイツが、イスラエルによるヨルダン川西岸での入植地建設の停止を要請
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ドイツのマース外相
ドイツのマース外相が、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ・ヨルダン川西岸での入植地建設計画の停止を求めました。
イルナー通信によりますと、マース外相は、ヨルダン川西岸におけるイスラエルの新たなシオニスト用住居の建設計画について、「暴力は、ふたつの政権の問題解決の道を断つ。ヨルダン川西岸で新たに建てられるあらゆる住居も、同様になるだろう」と述べました。
そして、東エルサレム(聖地ベイトルモガッダス)近郊での建設計画を中止するよう求めました。
シオニスト政権イスラエルは、バイデン米新大統領の就任式が行われる3日前に、ヨルダン川西岸における約800戸の住居建設計画を承認しました。
欧州諸国や国連は、この措置を非難しています。
シオニスト政権イスラエルによるヨルダン川西岸での入植地建設は、国連安保理決議に反した行為です。
シオニスト政権は、パレスチナ人の住居を破壊してその土地にシオニスト入植地を建設することで、パレスチナ各地域の構成を変化させてユダヤ化し、それらの地域における自らの支配を安定させようと計画しています。
イスラエルのすべての入植地は、国際法によれば違法なものです。
国連安全保障理事会は2016年12月23日、決議2334号を採択して、シオニスト政権イスラエルに対し、占領下に置くパレスチナ領土での入植地建設活動のすべてを即刻、かつ完全に停止するよう求めました。
このような状況にもかかわらず、シオニスト政権は常に国際社会の要請を無視してシオニスト入植地の建設を続け、これに関するアメリカの支持も取り付けています。
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