イスラエルが、パレスチナ人住居を大規模に破壊
2月 08, 2021 18:38 Asia/Tokyo
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パレスチナ人住居の破壊
OCHA国連人道問題調整事務所が、占領者であるシオニスト政権イスラエルにより、パレスチナ人所有の建物の大規模な破壊が行われていることを明らかにしました。
英ロンドンに拠点を置く汎アラブ紙Al-Quds-Al-Arabiによりますと、OCHAは7日日曜に公表した報告書において、シオニスト政権イスラエルの責任者らが、この2週間の間に69棟のパレスチナ人住居を建築許可未所得という口実で破壊して80人の人々から家を奪い、また600人に損失を与えたとしました。
この報告によれば、パレスチナ・ヨルダン川西岸南部のヘブロンにある軍事地区で、モスク1ヶ所、貯水槽、給水システム1ヶ所がシオニスト政権の兵士により破壊され、これにより450人が飲料水を断たれたということです。
OCHAはまた、ヨルダン川西岸のチュバスにおいても、パレスチナ自治政府農務省が数年前に植樹した樹木数千本が、この2週間の間にシオニスト政権の兵士の手で切り倒されたとしています。
また、ヨルダン川西岸の各地では同じ期間に、イスラエル軍兵士との衝突でパレスチナ人2人が殉教し、25人が負傷したとしました。
さらに、シオニスト政権の兵士によって2月の第1週だけで159人のパレスチナ人が告発・逮捕されているとしました。
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