アラブ連合軍との戦争で、イエメンの労働者約1万1000人が死亡
May 02, 2021 14:33 Asia/Tokyo
サウジアラビア主導アラブ連合軍によるイエメンへの軍事侵攻の結果、同国の労働者約1万1000人が殺され、また人口の80%にあたる人々が貧困ライン以下の状況に陥っています。
イエメン・アルマシーラテレビのウェブサイトによりますと、イエメン労働者連合は、世界労働者の祭典・メーデーによせた記者会見において、イエメン人労働者らがサウジ主導アラブ連合軍の軍事侵攻と国境封鎖の結果、これまで7年にわたり押し付けられてきた悲惨な状況について説明しました。
続けて、「アラブ連合軍の攻撃の結果、死亡した労働者は1万900人に達しているほか、1万9498人が負傷した」としました。
また、「工場や重要な施設に対するこれらの攻撃により、数十万人の労働者が職を失った」と指摘しました。
そして、アラブ連合軍の攻撃と国境封鎖が、イエメンでの失業率を65%にまで押し上げたことを強調しました。
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