イスラエル新政権参加のベネット党首、「入植地建設を続行」
6月 05, 2021 14:58 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルで新たに樹立される連立政権に参加し首相の任に就くことも予想されている極右政党「ヤミナ」のベネット党首が、「各方面からの反対を押し切ってでも、占領地パレスチナでの入植地建設を断念しない」と語りました。
ベネット党首は連立政権結成合意に署名した後、テレビでのあるインタビューで、「この度結成される内閣は、入植地建設停止を各方面から迫られるかもしれないが、自分は決して入植地建設をやめない」と述べています。
また、「イスラエルの民とパレスチナの民による争いは長期間にわたり続くだろう」とし、「必要とあらば、パレスチナ・ガザ地区やレバノンに対する軍事作戦も辞さない」と主張しました。
さらに、「イラン核問題に関してアメリカに反対するか」との質疑に対しても、「イスラエルの安全保障は、現在の世界で我々にふりかかるどのようなものより重要である。このため、バイデン米大統領をはじめとするアメリカとの協力は主要な戦略の1つだ」と語っています。
複数のイスラエル筋は、極右政党ヤミナのベネット党首と中道野党「イエシュ・アティド」のラピド党首が連立政権結成に合意したことを明らかにしました。
これを受けて、これまで12年間にわたり続いたネタニヤフ政権の終了の可能性が高まっています。
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