イラクが原子炉8基の建設を決定
6月 10, 2021 16:59 Asia/Tokyo
-
原子炉
イラクの情報筋が、同国政府が電力供給を目的とした原子炉8基の建設・稼働を決定したことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、イラク核資源調整庁のキャマール・ホセイン・ラティーフ長官は9日水曜、同国政府が1万1000ギガワットの発電のため原子炉8基を稼働させる意向であることを明らかにしました。
また、同庁が「400億ドル規模のプロジェクトに必要な財源の確保のため努力しており、それは20年間にわたって支払われるだろう」と述べました。
さらに、同庁がロシアや韓国の高官と核分野での協力について協議していると述べた上で、「この8基の原子炉が完成してもなお、イラクの将来の電力供給には問題が残る。なぜなら1万4000ギガワットの電力が必要だからだ」と明かしました。
イラクでは現在、18.4ギガワットの電力が消費され、そのうちの1.2ギガワットはイランが供給しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ