イラクのアサド米軍基地に多数の無人機攻撃
7月 07, 2021 21:32 Asia/Tokyo
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アサド米軍基地
イラクの各メディアは、同国にあるアサド米軍基地が、多数の無人機により攻撃されたと伝えました。
イラクのニュースチャンネル・サーベリンニュースは7日水曜、イラク西部アンバール州にあるアサド米軍基地が、多数の無人機の攻撃を受けたと伝えています。
また、レバノンのアルマヤーディン・テレビをはじめとする一部のメディアも、ミサイル攻撃の後に、アサド基地内から激しい爆発音が聞こえたとしています。
様々な報告によれば、基地の防空システムは、この攻撃を退けるうえで機能せず、基地内から炎と煙が立ち上がっていたということです。
同日未明には、イラク北部クルド人自治区の首都アルビルの空港もロケット弾や無人機による攻撃を受けています。
アメリカは、今年7月29日、シリアとの国境地帯にあるイラクのシーア派組織ハシャド・アルシャビの拠点を攻撃し、これにより、同組織のメンバー4人が殉教しました。
この数ヶ月間、イラク各地で米軍基地や移動中の部隊への攻撃が相次いでいます。
イラクの各グループや国民の多くが、自国からの米軍撤退を求めており、イラク議会も米軍撤退決議を可決しています。
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