バーレーン反体制派「政権は正当性を欠いている」
9月 23, 2021 21:41 Asia/Tokyo
バーレーンの反体制派グループ「2月14日青年連合」は、同国のハリファ政権は、国民の支持や正当性を欠いており、同連合はバーレーンのシーア派指導者シェイク・イーサー・カシム師の発案による国民投票の実施を求める、と強調しています。
レバノンのアルメナールテレビが23日木曜報じたところによりますと、バーレーンの2月14日青年連合は、国民投票実施というカシム師の要請に反応し、声明の中で、「同師の表明は、一つの戦略的なロードマップである」としています。
同連合はまた、「国民が自らの運命を決定し、自分の権限で憲法を制定することがなければ、受け入れ可能な解決策はありえず、ハリファ政権は国民の支持を得ることはないだろう」としています。
22日水曜、カシム師は、反対派の地位が明らかになるための国民投票の実施を求めました。この要請を受け、バーレーン国民は大規模なデモを行い、国内での本格的な改革を求めました。
バーレーンでは、2011年2月14日以来、ハリファ政権に対する国民の抗議運動が展開されており、この中でこれまでに、抗議者数十人が死亡、数千人が負傷したほか、数百人の市民が国籍をはく奪されています。
様々な人権団体は、これまで再三にわたり、反対派を弾圧したとしてハリファ政権を非難し、バーレーンの政治体制改革を要請しています。
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