イスラムの預言者生誕記念日にちなみ、イスラム団結週間がスタート
10月 19, 2021 16:56 Asia/Tokyo
イスラム暦1443年ラビーオルアッワル月12日に当たる19日火曜は、スンニー派ではイスラムの預言者ムハンマドの生誕記念日とされ、イスラム団結週間の初日に制定されています。
スンニー派はこの日を、またシーア派はこの日から5日後にあたるラビーオルアッワル月17日(西暦では今月24日)を、それぞれ預言者ムハンマドの生誕日とみなしています。
イスラム世界の団結を提唱したイランイスラム革命の創始者ホメイニー師は、この違いをイスラム教徒間の団結や相互接近に活用し、この2つの日付をまたぐ期間をイスラム団結週間に制定しました。
イスラム教の各宗派では戒律や解釈などに相違はあるものの、唯一神や聖典コーラン、預言者ムハンマド、礼拝の方角をメッカとするキブラへの信仰など、多くの共通点が存在します。
イスラム教徒はまた、礼拝、断食、メッカ巡礼、喜捨(任意の寄付)などの宗教義務に関しても共通した見解を有しています。
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