国連、「イエメン状況は悪化」
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イエメン状況
国連イエメン担当特使が、同国の悪化している状況について懸念を示しました。
イスナー通信によりますと、国連イエメン担当特使ハンス・グリュントベルク(Hans Grundberg)氏は、イエメン戦争の激化と、紛争が同国経済に及ぼしている影響に懸念を表明し、この危機の解決を求めました。
一方、イエメン政治高等評議会のアルマシャート議長は先日、国連事務総長に当てたメッセージで、自国の危機に対し国連が取る立場を批判しました。
また、イエメンに関する国連の機能はマイナスの影響を与えており、サウジアラビア主導アラブ連合軍の犯罪を政治的に隠蔽するよう働いているとしました。
アルマシャート議長はさらに、「国連安保理の先日の声明発表に続いて、アラブ連合軍による民間人や民間施設の空爆が行われたことは、安保理の機能の偏った働きの明白な証拠である」と続けました。
そして、イエメン封鎖はあらゆる国際法規を無視している表れであり、この行為は戦争犯罪や集団殺戮など処罰にあたるとして、「国連機関により偏った方針が継続されることで、世界の人々に対する国連の役割が無価値なものとなる」と指摘しました。
イエメンは過去6年間にわたり、サウジ主導アラブ連合軍より全面的に封鎖されていることから、食料や燃料、医療器材の深刻な不足に見舞われています。
サウジはアメリカやUAEアラブ首長国連邦、その他複数の国の支援を得て、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻と封鎖を開始しました。
これにより現在までに数万人のイエメン市民が殺害され、さらに同国の数百万人が難民化しています。
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