イスラエルに深刻なサイバー攻撃、重要施設が丸見えに
(last modified Mon, 15 Nov 2021 08:56:16 GMT )
11月 15, 2021 17:56 Asia/Tokyo

ハッカー集団「モーセの杖」は、シオニスト政権イスラエルの大量のファイル、画像、3D地図にアクセスし、一部の機密情報をリークしたと発表しました。

レバノン紙・アルモドンが15日月曜、報じたところによりますと、「モーセの杖」はイスラエルによる占領地内の施設へサイバー攻撃を行い、その動画を公開して、シオニスト政権に不意打ちをかけました。

モーセの杖が公開した動画には、シオニスト政権の重要施設の画像や地図が映っています。これらの画像はシオニスト政権のサイバーインフラが攻撃を受けた後に流出したものの実例であり、イスラエルにとってサイバーセキュリティの敗北であることがわかります。

モーセの杖は、今月6日にもイスラエル企業の情報サーバーに攻撃を仕掛け、入手した身分証明書、弁護士事務所の調書、小切手、財務報告書などをリークしました。

リークされたファイルには、ガンツ・イスラエル戦争大臣や同軍の写真、2010年にガンツ氏がヨルダンの統合参謀本部副議長に送った書簡などが含まれていました。

この出来事をうけて、シオニスト紙「イェディオト・アハロノト」は、シオニスト政権高官の話として、イスラエルはサイバー攻撃に対抗する用意がないと記しました。

イスラエル軍参謀本部長のアビブ・コチャビ氏も、イスラエルが直面している最も重要な脅威は、経済・市民機関や団体に対するサイバー攻撃の恐れであると告白しています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio