イエメン人権機関、「サウジによる戦争開始から数千人の女性・子供が殺害」
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イエメン人
イエメンの人権機関は、サウジアラビア主導アラブ連合軍による自国への侵攻における民間人の権利侵害や女性・子供の殺害について、その新たな側面を明らかにしました。
女性や子供の権利を守るイエメンの人権機関「エンテサーフ」(権利の獲得)は、10日金曜の世界人権デーにあわせ、2015年3月のサウジ・アメリカ主導連合軍によるイエメン侵攻開始から今年11月までに、子どもが3825人以上殺害され、4157人が負傷したと明らかにしました。
また、女性は同期間で2412人が殺害、2825人が負傷しました。
サウジによる病院やその他衛生施設への攻撃で、イエメンの女性たちは医療サービスを受けることができなくなっています。
さらにこの報告では、妊娠中や乳児を抱える女性の間での病気の蔓延や栄養失調に加え、流産や出産時の先天異常がサウジによる禁止兵器の使用の結果として言及されています。
また、120万人のイエメン人女性が栄養失調に苦しんでおり、その半数が妊娠中とされています。毎年8000人の女性が封鎖の影響で死亡し、イエメン国内では医薬品のうち7割が入手できなくなっています。
アラブ連合軍による教育施設への攻撃、経済封鎖、給与の未払いなども女性たちが教育の機会を得られない原因となっています。難民のうち80万人の女性が難民生活の果てに暴行や虐待を受けています。
エンテサーフの報告によると、イエメンには6万5000人のがん患者がおり、その多くが女性で、首都サヌア国際空港の閉鎖により、医薬品の輸入ができず死の危機に直面しています。
サウジアラビアとその同盟国が引き起こした戦争は、2015年3月から現在までに、イエメン人数十万人を死傷させているほか、400万人の住居を奪っています。
この軍事侵略はイエメン国内インフラの85%以上を破壊し、同国を医薬品や食料の深刻な不足に直面させています。
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