イラク首相が、自国からの米軍撤退を強調
12月 12, 2021 17:41 Asia/Tokyo
イラクのカディミ首相が、同国からの米軍の撤退が迫っていることを明らかにしました。
イラク国営通信によりますと、カディミ首相は11日土曜夜、「数日のうちに、全ての米軍はイラクとの戦略的合意に基づいてわが国から撤退する予定だ」と述べました。
そして、「イラクでの米軍の役割は、今後顧問としてのものになるだろう。米軍撤退は、イラク軍自らによる自国の安定・治安維持能力の現れである」と強調しました。
イラク・アメリカ両政府は今年7月26日、米軍を年末までにイラクから撤退させ、顧問や教育・訓練のために一部人員を残すのみとすることで合意しました。
米軍は2014年、テロ組織ISISとの戦いを口実にイラクに入りました。複数の国の3000人の兵士から成る対ISIS有志連合軍では、そのうち2500人を米兵が占めていました。
イラク政府の対ISIS勝利宣言後、イラク国民や政府は、自国からの外国軍撤退を求めていました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ