イスラエルがパレスチナ人一家に自宅破壊を強要
12月 16, 2021 16:32 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルの当局者が、パレスチナ人への権利侵害行為を続ける中で、ある一家に自宅破壊を強要しました。
パレスチナのワファ通信によりますと、シオニスト政権イスラエルの当局者はこのパレスチナ人一家に、アクサー・モスクの南、サルワーン入植地にあった自宅3棟を強制的に破壊させました。
一家のひとりは、「この土地は、我々家族の父親が40年前に購入し、その名義になっていた」と語っています。
続けて、「我々家族はこの数年間、シオニスト政権イスラエルの当局者から圧力を受けていた。彼らは、我々が公共施設の所有するこの土地を占拠していると主張していた」としました。
しばらく前には、パレスチナ自治政府の聖地問題大臣も、「シオニスト政権は今年に入ってから、占領する聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにある139棟以上の建物を破壊した」と述べています。
国連安保理決議2334号によれば、イスラエルの入植地建設活動は違法とされています。しかし同政権は、パレスチナ人の住居を破壊してシオニスト入植地をその跡に作ることで、自身の覇権を維持しようとしています。
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