パレスチナが国際社会に対し、入植者の侵略からの防衛を要請
(last modified Sat, 18 Dec 2021 10:05:07 GMT )
12月 18, 2021 19:05 Asia/Tokyo

パレスチナ自治政府が国連事務総長に対し、ひとつの緊急事項として、パレスチナ国民への国際的な防衛システムを活性化するよう要請しています。

パレスチナの各メディアが報じたところによりますと、パレスチナ外務省は17日金曜夜、声明の中で、防衛手段を持たないパレスチナ人市民らに対する、シオニスト政権イスラエルや入植者のテロ行為を非難しました。

同省は、「この数日、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムなどパレスチナの多くの村に対し組織化されたシオニストの侵略の増加が見られる」とし、「シオニスト政権は、入植者のテロ行為や暴力行為、そして地域全体におけるこの行為の危険な結果に直接責任がある」と表明しています。

また、これらの攻撃に武装した多数のユダヤ人因子が参加し、防衛手段を持たないパレスチナ人市民らを殺害しようと実弾を発射している、としています。

情報筋は17日、シオニスト政権軍と入植者らが、聖地やヨルダン川西岸でパレスチナ人を攻撃し、154人を負傷させた、と報じました。

入植者らはイスラエル軍の後方支援を受け、ヨルダン川西岸ナブルスで、パレスチナ人青年らと衝突し、銃弾の発射や投石によって彼らの自動車を破壊しています。

 

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