イスラエルの刑務所で、パレスチナ人女性32人が収監中
3月 08, 2022 16:02 Asia/Tokyo
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イスラエルの刑務所での収監中であるパレスチナ人女性
パレスチナの捕虜を支援するNGO「パレスチナ人捕虜クラブ」が、現在シオニスト政権イスラエルの刑務所に、子どもを持つ11人を含めた32人のパレスチナ人女性が収監されていることを明らかにしました。
シオニスト政権イスラエルは、自身の拡張主義的な目的を達成するために、毎日のようにパレスチナの様々な地域を攻撃し、また、理由を捏造して多くのパレスチナ人を逮捕しています。
パレスチナ人捕虜クラブは、8日火曜の国際女性デーに合わせて報告を発表し、イスラエルの刑務所には32人のパレスチナ人女性が収監中であり、そのうち11人には子供がいるとしました。
同報告によりますと、この中には法定年齢に達していない15歳の未成年の少女も含まれているということです。
また、最も長く収監されているパレスチナ人女性は、15年の懲役刑を言渡されて2015年から刑務所で過ごしています。
パレスチナ人捕虜クラブは、「パレスチナ人女性捕虜らは、不十分な医療、家族との面会禁止、虐待、拷問などに直面している」と強調しています。
報告はさらに、シオニスト政権が2015年以降に約1100人のパレスチナ人女性を拘束していると指摘しました。
イスラエルの刑務所には現在、4700人以上のパレスチナ人が収監されており、うち250人は未成年者、47人が女性となっています。
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