紙のミサイル―イスラエルによるパレスチナ占領の本質
(last modified Thu, 28 Apr 2022 06:58:35 GMT )
4月 28, 2022 15:58 Asia/Tokyo

あす29日は、イスラム教徒が断食を行うラマザーン月の最終金曜日にあたり、「世界ゴッツの日」となっています。

これは、イラン・イスラム共和国の建国者ホメイニー師のイニシアチブにより制定されたもので、この日には全世界のイスラム教徒やパレスチナ支持者らが、パレスチナを占領しているシオニスト政権イスラエルのアパルトヘイト政策への嫌悪を表明することになっています。

このアニメーション動画では、イスラエル軍の高官が、パレスチナの子供たちが作って遊んでいた紙飛行機を、市街地に爆弾を投下するミサイルと喧伝し、その破壊と子供たちの殺害を正当化する様が描かれています。

これは、パレスチナ人の日常の営みについてあらゆる口実で脅威をでっち上げ、彼らへの攻撃を正当化するイスラエルの本質そのものです。その論理においては、子供たちの殺害という明確な犯罪行為も例外ではありません。

世界ゴッツの日は、こうしたイスラエルによるパレスチナ占領の実態と本質を世界に告発し、それに対する非難とパレスチナへの連帯を示す機会なのです。

 


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