パレスチナ活動家が、重信氏の出所を祝福
(last modified Sun, 29 May 2022 04:59:05 GMT )
May 29, 2022 13:59 Asia/Tokyo
  • ライラ・ハリド氏
    ライラ・ハリド氏

日本赤軍の重信房子元幹部の刑期満了による出所を受けて、かつて活動を共にしたPFLPパレスチナ解放人民戦線幹部のライラ・ハリド氏が「仲間とともに祝福する」と語りました。

78歳になるハリド氏は、1970年代にPFLPの一員として反イスラエル作戦で重要な役割を果たしました。

ヨルダン・アンマンで4月、共同通信の取材に応じたハリド氏は、「シゲノブはパレスチナ難民キャンプで支援活動に携わり、パレスチナ人の窮状を日本に伝えてくれた」と改めて感謝しました。

同氏は、重信元幹部の裁判にも出廷し、「彼女は武装闘争(ハーグ事件)に関与する立場にはなかった」と証言しました。しかし裁判では有罪判決が下り、これに関して「裁判では『シゲノブはパレスチナ人の基本的人権を守る支援者だ。刑務所に入れるのではなく、褒賞を与えるべきだ』と訴えたが、裁判官は理解できなかった」と指摘しています。

 

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