サウジによるイエメンでの停戦合意違反が続く
6月 16, 2022 16:43 Asia/Tokyo
サウジアラビア主導アラブ連合軍はこの24時間だけで、83回にわたってイエメンでの停戦合意に違反しました。
サウジとイエメンの停戦合意はスウェーデンの仲介により、2018年12月18日未明から、イエメン西部フダイダで発効しましたが、アラブ連合軍は連日のようにこの合意に違反しています。
イエメンのアルマスィーラ・テレビが16日木曜、伝えたところによりますと、アラブ連合軍はイエメンのマアリブ、ハッジャ、ジャウフ、タイズ、サアダ、ダーリウの各県や国境地帯の上空に偵察機を飛ばし、国連による停戦合意に違反しました。
サウジアラビアは7年以上にわたって、自国に追随する他のアラブ諸国とともにイエメンへ侵攻しています。この攻撃により、イエメン市民数千人が殉教あるいは負傷し、同国のインフラも甚大な被害を被っています。
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