アムネスティが、リトアニアの難民に対する差別的対応を批判
(last modified Mon, 27 Jun 2022 11:04:47 GMT )
6月 27, 2022 20:04 Asia/Tokyo
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国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、リトアニアが難民への対応において人権侵害をしているとして非難しました。

アムネスティは、「リトアニアでは、ウクライナ難民が歓待されている一方で、イラクやシリアからの難民たちは違法に拘留され、虐待を受け、国外追放されている」としました。

アムネスティによると、リトアニア国内の2カ所の収容施設で難民に対する取り調べが行われているという事実が明らかになったとして、EUをこののような恥ずべき措置を黙認しているとして非難しました。

この報告によると、取り調べを受けている難民たちは、当局による差別や収容施設の非人道的状況について抗議しているということです。アムネスティは、「リトアニア当局は数千人の難民を何カ月にもわたって軍の監視下にある施設に収容し、拷問や虐待を受けている。彼らは公正な難民申請手続きを受けられず、自ら帰国することを迫られている」としています。

ロシアの近隣諸国であるリトアニア、ラトビア、エストニアのバルト三国は、ポーランドとともに、英米による反ロシア政策のもと強硬な対露姿勢を続けています。

このことは、特にロシアによるウクライナ攻撃開始後、これらの国々がロシアの脅威が増していると訴え、ウクライナに軍事支援を行う契機となりました。

 


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