米が、対ロシア制裁への参加を中国に要請
(last modified Sun, 10 Jul 2022 10:49:00 GMT )
7月 10, 2022 19:49 Asia/Tokyo
  • 中国とロシアの大統領
    中国とロシアの大統領

アメリカが中国に対し、ウクライナでのロシアの特殊軍事作戦に反対する西側の立場に同調するよう要請しました。

今年2月24日にロシア・ウクライナ間で戦争が勃発したことを受けて、西側諸国はロシアに対して厳しい制裁措置を取り、その結果同国は、イランと北朝鮮を超える世界最大の被制裁国になりました。中国はウクライナ戦争が始まった当初から、アメリカと西側全般にはこの紛争を開始させた責任があるとしていました。

中国とロシアは、ロシアがウクライナで特殊軍事作戦を開始する少し前に、「無制限の」パートナーシップを発表していました。

アメリカのブリンケン国務長官は、インドネシア・バリ島で開催されたG20主要20カ国・地域外相会合の傍らで行った中国の王毅外相との会談において、中国および国際社会に対し、ロシアによるウクライナでの特殊軍事作戦の非難における互いの団結を求めました。

一方の王毅外相は、「米中関係が”横道に逸らされていく”危険はこれまでになく高まっている。大半の人々は、米国が”中国恐怖症”という深刻な問題に手を焼いていると信じている」と述べました。

アメリカのバイデン大統領はこれに先立つ8日金曜、HIMARS高機動ロケット砲システム4基を含むウクライナへの4億ドルの軍事支援に署名しています。

 


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