アメリカで銃殺事件が継続、NYブルックリン区で5人が負傷
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アメリカでの銃殺事件
米で銃犯罪が相次ぐ中、ニューヨーク市とオハイオ州で複数の銃撃事件が発生しました。
NYPD米ニューヨーク市警によりますと、同市ブルックリン区沿岸部の行楽地、コニーアイランドで現地時間の10日日曜午前2時ごろに銃撃事件が発生し、5人が撃たれて負傷しました。
ニューヨーク市内では先週末、ほかにも暴力事件が相次いでいます。
9日土曜にはハーレムの地下鉄駅で14歳の少年が刃物で刺されて死亡し、その数時間後にはクイーンズ区で、警察に「最初に見えた警官の頭を吹き飛ばす」と脅迫電話をかけた男が、出動した警官6人と撃ち合いになり、男は搬送先の病院で死亡しました。
さらに約1時間後、ブルックリン区で警察に止められた車から飛び降りて逃走した人物が振り返り、警官に向かって発砲し、反撃した警官に胸を撃たれて搬送され、病院で死亡しました。
NYPDの統計によりますと、ニューヨークで年初から今月3日までに発生した重大事件は、前年の同時期より38%近く増加しているということです。
このほか、米オハイオ州アクロンでは8日金曜夜、野外パーティーに集まっていたグループに銃弾が撃ち込まれ、4歳の女児と40歳の男性が死亡しました。
トランプ前米大統領は、8日金曜夜、米ラスベガスで行われた集会で、全米で犯罪件数が増加していることについて、「このような蛮行がすぐに止まなければ、国は滅びる。不法行為や犯罪はすぐにやめるべきだ」と述べました。
公式統計によりますと、米国内にはおよそ2億7000万から3億丁の銃器が出回っています。これは国民一人当たりほぼ1丁の武器を持っている計算になります。
全米各地では、武器携帯が自由であるために毎日のように銃犯罪が起こっており、その大半で死者が出ています。しかし、銃ロビー団体の力が非常に強いことから、米議会は武器所有を制限するには至っていません。

