NASA・ウェッブ望遠鏡が、46億年前の宇宙の姿を捉える
7月 12, 2022 18:19 Asia/Tokyo
NASA・米航空宇宙局は、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した宇宙の画像を公開しました。
時事通信によりますと、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はハッブル宇宙望遠鏡に代わる次世代望遠鏡として昨年12月に打ち上げられました。地球から150万キロ離れた太陽周回軌道を回って撮影を行っています。
11日に公開された画像の中には、約46億年前の銀河団「SMACS0723」の鮮明な姿も収められています。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、複数の異なる赤外線で撮影を行うことができ、これまでの宇宙望遠鏡に比べて高解像度の画像が得られるということです。
NASAのネルソン長官は、「我々は130億年以上前の姿をのぞき込んでいる」と述べ、さらなる観測を続けていく方針を示しました。