セルビア、「我々は西側対ロシアという世界大戦に直面」
7月 14, 2022 16:22 Asia/Tokyo
セルビアのヴチッチ大統領が、「ウクライナでの衝突はもはや1つの世界大戦であり、この戦争で西側はウクライナ兵を通じてロシアを相手に戦っている」と語りました。
ロシア・ウクライナ戦争は、今年2月24日に勃発しました。
この戦争の開戦以来、NATO北大西洋条約機構加盟国とその同盟国は、この戦争に直接介入してはいないものの、ウクライナに武器・弾薬や燃料を送付しています。
ヴチッチ大統領は13日水曜、「我々は、世界大戦のさなかにあって、ある地域・区域的な戦争だという議論が停止されるべきことを理解する必要がある我々は、世界大戦のさなかにあることを認識すべきであり、この戦いを地域的・部分的な戦争と仮定したあらゆる議論は、脇に押しやるべきである。西側世界全体がウクライナを通じてロシアを相手に戦争しているのであり、これはもはや1つの世界大戦である」と述べています。
また、「ウクライナでの情勢はさらに、セルビアのあるバルカン半島地域にも大きな影響を与える」としました。
その一方で、ヴチッチ大統領は「セルビアとして、この地域の平和維持に向けいかなる努力も惜しまない」と述べています。
セルビアのアレクサンダー・ヴリン内務大臣は最近、「わが国はロシアやウクライナをはじめとする、他国の戦争に介入することはない」と強調しています。
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