米、サル痘で緊急事態宣言を検討
7月 23, 2022 21:10 Asia/Tokyo
米ホワイトハウスのジャー新型コロナ対策調整官は、天然痘に似た症状の「サル痘」の感染拡大を受け、政府が「公衆衛生上の緊急事態」を宣言するかどうかの検討に入ったと明かしました。
ブルームバーグによりますと、ジャー調整官は22日、記者団に対し、「公衆衛生上の緊急事態を宣言することで、対応を強化できる方法は何か検討しているところだ」と語りました。
米国ではこの日までに、子供少なくとも2人を含む2891件のサル痘への感染例が確認されています。
サル痘の感染者数は全世界で1万6000人を上回り、WHO・世界保健機関も「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当するか検証を続けています。