7月 27, 2022 14:28 Asia/Tokyo

CDC・米疾病予防管理センターは、同国における今年のサル痘感染件数で世界最多となったと発表しました。

サル痘は、天然痘に似た皮膚に発疹ができる病気で、ごくまれに死に至る可能性もあります。初期の感染事例は、同性愛者および両性愛者の間で確認されていました。

CDCのデータによると、25日月曜夕方時点で、全米で3846件のサル痘感染事例が確認されたということです。

また、世界75カ国で1万8095件の感染が確認されています。今年になってから、スペイン、イギリス、ドイツ、フランスではいずれも1500件以上の感染が確認されています。

WHO・世界保健機関は23日土曜、サル痘の感染拡大について緊急事態宣言を出しました。

各報道によると、アメリカ政府は今週中に緊急事態宣言を出すかどうかを決定するとしており、ホワイトハウス内にサル痘対策の調整官を置く意向です。

サル痘について長年研究してきた、UCLA米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の疫学教授アン・リモイン氏は、「アメリカは直にサル痘制御の時期を逸する」とし、「我々は日没に近づいている」と述べました。

 


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