ウクライナからの穀物輸出が継続
8月 07, 2022 20:13 Asia/Tokyo
ウクライナからの穀物輸出を監視する共同調整センターは、新たに船舶5隻による穀物輸出が継続していると発表しました。
国連とトルコ、ロシア、ウクライナは先月22日、ウクライナのオデッサ、チェルノモルスク、ユージェニーの3港から、戦争開始以来6月近くにわたって留め置かれていた穀物を輸出することで合意しました。
フランス通信によりますと、調整センターは6日土曜夕方、穀物を積んだ貨物船5隻が7日日曜、チェルノモルスクやオデッサから出港すると発表しました。
同センターによれば、これらの船舶は合わせて16万1000トン以上のトウモロコシや食糧をトルコや中国、イタリアに輸送します。
センターはこれら5隻の航路をトルコ・イスタンブールまで監視しており、ボスポラス海峡に入る前に海上で検査を行うことになっています。
これまでに合計8万4500トンの穀物を積んだ4隻の船が、合意に基づいてウクライナ国内の港から出航しており、世界の食糧危機改善に寄与すると期待されています。