英、「露は後方支援目的の新部隊を創設」
8月 10, 2022 20:33 Asia/Tokyo
イギリス国防省は、「ロシア軍はウクライナでの自国の軍事作戦支援を目的に、新部隊を創設した」と新たな主張を展開しました。
ファールス通信によりますと、イギリス国防省は9日火曜、「ロシア新部隊が、同国首都モスクワ東部モリーノ市外に駐留し、ウクライナでの自国の軍事作戦を支援している」と主張しています。
同省は今月6日にも、ウクライナ戦争に対する干渉的なアプローチを継続する中、「ロシア軍がウクライナ南部に集結し、次の攻撃に備えており、戦争は新段階に入ろうとしている。ロシアの軍用トラック、戦車、大砲、およびその他の武器の長い車列が、ウクライナ東部ドンバス地域から遠ざかり続け、ウクライナ南西部へと走行している」と主張していました。
イギリス国防省のこうした主張の一方で、去る2月24日にウクライナで戦争が始まって以来、NATO北大西洋条約機構の加盟国とその同盟国は、紛争への直接的な軍事的関与こそ控えてきたものの、ウクライナに武器、弾薬、燃料を供給してきました。
ロシア軍は、ウクライナの攻撃に対して同国東部ルガンスクとドネツク両地域の当局への支援を目的とし、今年2月24日にウクライナで特殊軍事作戦を開始しました。
それ以来、ロシア当局はウクライナの民間インフラを標的にしておらず、同国の占領が目的ではなく、ウクライナの非ナチ化と武装解除を目指しているだけだと繰り返し述べてきました。
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