EU上級代表が、ウィーン協議の行方を楽観視
(last modified Sun, 28 Aug 2022 11:47:49 GMT )
8月 28, 2022 20:47 Asia/Tokyo
  • EUのボレル外務安全保障政策上級代表
    EUのボレル外務安全保障政策上級代表

EUのボレル外務安全保障政策上級代表が、制裁解除を目指すウィーン協議について楽観的な見方を示しました。

ウィーン協議の最新ラウンドは今年8月4日から8日まで開催され、調整役のモラEU欧州対外行動庁事務次長から、複数の提案が提示されました。この協議の当事国の大半は合意が早急にまとまることを求めているものの、最終合意の成立は、残された複数の重要な問題に関するアメリカの政治的決断を待っている状態にあります。

ボレル上級代表は、オーストリア紙クローネン・ツァイトゥングとのインタビューで、「制裁解除を目指すウィーン協議の妥結を楽観視している」と述べました。

イラン外務省のキャンアーニー報道官は今月25日、制裁解除交渉で残っている問題の解決をめぐるイランの見解に対してアメリカ側が出した返答を、EU調整官を経由して受け取ったことを明らかにし、「アメリカ側の見解に対する精査が開始されており、わが国は精査の完了後これに関する自らの見解を調整官に伝えることになるだろう」と述べました。

ボレル上級代表はこれ以前にも、EUの提案に対するイランの返答は合理的なものだったと述べています。

 


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