米国防総省、イランからのロシア向けミサイル供与関連報道を認めず
10月 19, 2022 16:32 Asia/Tokyo
-
米国防総省のパトリック・ライダー報道官
アメリカ国防総省が、イランがロシアにミサイルを供与しようとしているとする、一部の西側メディアの発表内容を認めませんでした。
ファールス通信によりますと、米国防総省のパトリック・ライダー報道官は18日火曜、「現時点では、イランがロシアに地対地ミサイルの供与を提案したとする報道の信憑性を確認できる情報は全くない」と語っています。
これ以前に、イラン恐怖症的な世論操作に関して長い経歴を有するロイター通信は、「イランはロシアに対し、地対地ミサイルと『より多くの無人機』を送ると約束した」と主張していました。
ロイター通信はまた、「この点に関する合意は、イラン副大統領が同国イスラム革命防衛隊の2人の高官と共にロシアを訪れた今月4日に成立している」と主張しています。
イランはこれに先立ち、ロシア向け無人機提供に関する主張を否定しています。
キャンアーニー・イラン外務省報道官は18日火曜、「わが国は、いずれの交戦勢力に対しても武器を供与していない」と語りました。
また約2週間前、ロシア軍によるイラン製無人機の使用に関するウクライナ当局の主張について「イランは、ウクライナでの戦争で使用するために無人機をロシアに引き渡したというニュースは根拠がないとみなし、これを認めない」と述べています。
タグ