ローマ教皇が、世界の「核の悪夢」の終わりを要請
(last modified Thu, 27 Oct 2022 07:57:34 GMT )
10月 27, 2022 16:57 Asia/Tokyo
  • ローマ教皇が、世界の「核の悪夢」の終わりを要請
    ローマ教皇が、世界の「核の悪夢」の終わりを要請

ローマ教皇フランシスコが、他の宗教関係者とともに、世界の諸大国に対し、世界での「核の悪夢」を終わらせるよう要請しました。

ウクライナ戦争で核兵器が使用される可能性に懸念が高まっている中、ローマ教皇フランシスコらは、「平和は尊いものであり、戦争は卑しいものである。もし、人道が戦争をなくすことができなければ、戦争が人類を消滅させる」としました。

ローマ教皇はまた、「60年前の1962年、キューバにソ連の核ミサイルが配備されたことに端を発するキューバ危機において、世界は核戦争の勃発の寸前にあった。現在、ウクライナ戦争の開始から8ヶ月経過しており、ロシアとウクライナ及び同国に同盟する西側諸国の間の衝突により、世界は再び核戦争勃発の危険に晒されている」と述べました。

そして、「あまり遅くならないうちに、恒久平和につながる解決策を見出せるための協議が開催される必要がある」と語りました。

欧米諸国は、対ウクライナ武器支援と対ロシア制裁行使を継続している一方で、ロシアが化学兵器や核兵器を使用する可能性があるとして警告してます。

 


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