バイデン氏が、全米の州の数を言い間違え

言い間違いや不可解な行動が続くバイデン米大統領が、今度はアメリカの州の数を間違えました。

バイデン氏は、ペンシルベニア州フィラデルフィアでの民主党の米下院議員候補の応援演説で、全米の州の数を５０であるところを５４と言い間違えました。

７９歳のバイデン氏はこの演説で、公衆衛生・医療を改善したとして政権の実績をアピールしましたが、「我々は５４州を訪れ、製薬会社が薬の値段を上げないようにした」と述べました。

米国史上最高齢の大統領であるバイデン氏の言い間違いは、大統領としての職務遂行能力に不安を生じさせています。

バイデン氏は最近も、スナク英新首相の名前を言い間違えています。

米政治専門紙「ザ・ヒル」は、バイデン氏がメディアとのインタビューに応じる意向がないとした記事を掲載し、「バイデン氏はオバマ氏やトランプ氏と違い、就任１年以内にわずか１０回のインタビューにしか応じていない」と記しています。

バイデン氏の発話能力はここ数カ月で著しく低下しており、ホワイトハウス高官らはバイデン氏と報道記者らとのやり取りを管理しようと躍起になっています。

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