FIFProが警告、W杯冬開催で「けがリスク増大」
(last modified Wed, 16 Nov 2022 07:38:12 GMT )
11月 16, 2022 16:38 Asia/Tokyo
  • FIFProが警告、W杯冬開催で「けがリスク増大」
    FIFProが警告、W杯冬開催で「けがリスク増大」

FIFPro国際プロサッカー選手会が、前例のない過密日程により、「近く開幕するW杯カタール大会に出場する選手はけがのリスクが非常に高まっている」と警告しました。

フランス通信が16日水曜、報じたところによりますと、報告書を発表したFIFProは15日火曜、クラブでの活動が終わってから20日のW杯開幕までの間、選手が休める時間が足りないと強調しています。

また、「多くの選手が準備に当てられる時間は平均して7日、(W杯を終えクラブの活動に復帰するまで)回復に当てられる時間は8日で、通常の4分の1となっている」と指摘し、「これでは筋肉系のけがや精神的ストレスのリスクを増大させる可能性が高い」としました。

今年のW杯は、初の西アジアでの開催であるとともに、大半のトップ選手がプレーしている欧州のシーズン中に開催される史上初の大会となっています。

主要リーグはW杯前に中断期間がなかっただけでなく、12月18日に行われるカタール大会決勝の数日後には再開されます。

このことから、FIFProは「W杯前後の準備と回復の時間が大きく減少したことは、選手の健康に不吉な脅威を及ぼし、最適なパフォーマンスを阻害する」としました。

サッカーW杯カタール大会は今月20日、アル・バイトスタジアムにて開催国カタール対エクアドルの試合により開幕します。

 


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