ロシア外務次官、「西側はイランによる無人機提供疑惑でウクライナへの武器供与を正当化」
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ロシアの外務次官は、一部の西側諸国が、イランがロシアに無人機を提供しているとの疑惑を提示し、ウクライナへの武器供与を正当化していると主張しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
11月 17, 2022 21:10 Asia/Tokyo
  • ロシアのセルゲイ・ベルシニン外務次官
    ロシアのセルゲイ・ベルシニン外務次官

ロシアの外務次官は、一部の西側諸国が、イランがロシアに無人機を提供しているとの疑惑を提示し、ウクライナへの武器供与を正当化していると主張しました。

以前から、アメリカや一部の欧州諸国は、イランによるロシアへの無人機提供疑惑を主張していますが、当の両国はこれを否定しています。

ロシア外務次官は、「この疑惑のシナリオを書いている者たちは、無駄な努力をしていると気づくだろう。彼らは核合意に参加している国として、自らの信頼度を無にしている」と述べました。

その上で、「ロシアは、イランのキャンアーニー報道官が今月11日に述べたように、イランがウクライナ戦争のためにロシアに無人機を送付したという疑惑は事実無根であり、ウクライナへの違法な武器供与を正当化したい者たちによるものであるとの見解に同意する」としました。

イランは以前から、イランとロシアが防衛協力を行っているものの、ウクライナ戦争での使用を目的とした武器提供は一切行っていないと繰り返しとしています。

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は以前、「我々はウクライナ戦争の継続には反対であり、停戦のために努力している」とし、「国連安保理2231決議により、イランは武器輸出入を禁じられていないが、ウクライナ戦争での使用のためにロシアに武器を提供したことは一切ない。我々の立場は、NATOの拡大およびウクライナ戦争に反対することである」と述べています。

 


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