12月 19, 2022 17:49 Asia/Tokyo
  • 米での「経済的支援」グーグル検索数
    米での「経済的支援」グーグル検索数

アメリカのネットサービス企業・グーグル社の報告から、2022年にグーグル検索ブラウザを利用した同国の人々が「生活費」「経済的支援」について調べた件数は、過去10年間で最多となったことが判明しました。

現在どんなキーワードが多く検索されているのか、特定のキーワードの人気度を調べることができる無料ツール・グーグルトレンドの最新データによりますと、「経済不況は自分にどう影響するのか?」というような検索は、アメリカ人が悪化する経済状況に備えていた2022年でも、全体を席巻する項目となりました。

グーグルトレンドのデータからはまた、「緊急の経済的支援が必要」といった検索数も、米国においてこの10年で最高水準に達したことが判っています。

また、米国で行われている慈善団体などの食料無料配布に関する「フードバンク配布予定」の検索も、この 1 年間で2倍以上となりました。

グーグル社の社会影響調査部門ディレクターであるHema Budaraju氏は、自らのブログで、「2022 年にアメリカで検索された経済的支援に関連する主な質問には、『経済的支援はどのように受け取るか』、『医療費支援』、『障害者に対する経済的支援とは?』などがあった」としています。

同社はさらに、2022年に米国で経済的支援に関するの検索内容として多かったものに、がん患者支援、医療費支払い支援、退役軍人支援、乳がん患者支援、元受刑者の支援を挙げています。

一方、アメリカの調査会社モーニング・コンサルトによる最新世論調査の結果でも、アメリカ国民全体の80% 以上が自国の経済不況を非常に懸念していることが判明しています。

 


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