米F35戦闘機の技術的欠陥が後を絶たず
12月 29, 2022 17:13 Asia/Tokyo
アメリカ国防総省が、同国空軍の戦闘機F35複数機を、技術的欠陥を理由に飛行停止としました。
2週間前、F-35B戦闘機が米テキサス州フォートワースの海軍航空基地への着陸に失敗して滑走路に墜落し、パイロットが脱出するという事故が発生しました。
米軍事専門サイト「ディフェンスニュース」によりますと、米国国防省は28日水曜、この事故への対応として、技術的な欠陥を理由に、同型機複数を飛行停止としました。
今回の事故以前にも、米国ではF35戦闘機が飛行停止となり、メディアに取りざたされていました。
これについてブルームバーグは、「スペアパーツの不足により、一部の F35戦闘機が飛行不能になる可能性がある」と警告しました。
米国会計検査院ははこれに先立ち、「メンテナンス能力が不十分であるため、稼働中のエンジン不足につながり、F35は予想よりも頻繁に長期間の飛行停止に陥っている」と表明しています。
この報告によりますと、これまでに行われた検査により危険であることが判明した多くのF35戦闘機は、少なくとも1月まで飛行禁止されています。
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