ドイツで、ウクライナへの武器提供中止を求める署名

ドイツで、ウクライナへの武器提供の中止を求める署名に５０万人以上が参加しました。

ドイツのシュルツ首相は１７日金曜、同国ミュンヘンで開かれた安全保障会議の開会式で、ウクライナを支援する各国に速やかに同国に戦車を提供するよう要請しました。

こうした中、イルナー通信によりますと、ドイツ市民５０万６０００人以上が、シュルツ首相に対しウクライナへの武器提供を中止するよう求める署名に参加しました。

署名者らは、ドイツ政府は武器を提供するのではなく、ロシアとウクライナの対話を支援するよう求めています。

ドイツ左派政党のザーラ・ヴァーゲンクネヒト（Sahra Wagenknecht）議員は、今月２５日にベルリン市内で実施予定のこの署名を支持するデモに参加するよう国民に呼びかけました。

ウクライナ戦争勃発から１年が経過しようとする中、アメリカを筆頭とする西側諸国はロシアに制裁を科し、ウクライナへの武器提供を続けることで、停戦に向けた歩みを進めないどころか、むしろ戦争を激化させようとしています。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。