アメリカが、パレスチナ村落の破壊に関するイスラエル財務相の表明に反応
3月 02, 2023 20:50 Asia/Tokyo
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シオニスト政権によるヨルダン川西岸ナブルス南部にあるフワラ地区への大規模な攻撃
アメリカは、あるパレスチナ村落の破壊に関するシオニスト政権イスラエルの表明に反応しました。
シオニスト政権のベザレル・スモトリッチ商務大臣は、去る2月26日に行われた入植者によるパレスチナ・ヨルダン川西岸ナブルス南部フワラ地区への大規模な攻撃を支持し、地域での民族浄化を要請しました。
この表明を受け、アメリカ国務省は、「イスラエルのネタニヤフ首相に対し、フワラ村の破壊に関するスモトリッチ大臣の表明を非難するよう求める」としています。
同省はまた、スモトリッチ氏のこの表明を「暴力を扇動する非責任的かつ嫌悪を招くもの」だとしました。
パレスチナ自治政府のシュタイヤ首相も、スモトリッチ氏の表明を人種差別的かつ、テロ行為に等しいものとしています。
これに以前に、イスラエルの国際法専門家22人が、同政権の検事総長に書簡を送り、戦争犯罪に関与したとして、スモトリッチ氏や、ベングビール氏が率いる極右政党「ユダヤの力」に属する議会議員2人に尋問するよう求めていました。
去る2月26日、シオニスト入植者400人がフワラ村を襲撃し、パレスチナ住民に投石し、彼らの住宅や自動車に放火しました。
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