米NYのシグネチャー・バンクが閉鎖、　シリコンバレー銀行に続き

米ニューヨークを拠点とするシグネチャー・バンクが、システム上のリスクを理由に、12日日曜付で閉鎖されました。

報道各社によりますと、米財務省と連邦準備制度、FDIC連邦預金保険公社は、SVBシリコンバレー銀行の破綻に関する共同声明の中で、「我々はまた、ニューヨーク州当局によって本日閉鎖されたシグネチャー・バンクについても、同様のシステミックリスクの例外措置を発表する」と説明しています。

さらに、SVBのケースと同様、シグネチャー・バンクの預金者は全員、資金にアクセス可能だと指摘されています。

これに先立ち、SVBの預金者は全員、13日月曜から預金にアクセスできるようになると報じられていました。

米紙ニューヨーク・タイムズは今月11日、SVBの破綻によって、他の米国の銀行も問題に直面する恐れがあると報じていました。

こうした背景から、市場ではファースト・リパブリック・バンク、シグネチャー・バンク、ウェスタン・アライアンス・バンコープといったSVBと同様の銀行に対して株式の「ダンピング」が行われました。

これらの金融・信用機関の多くは、スタートアップ企業を顧客とし、SVBと同様の投資ポートフォリオを有しています。

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