3月 14, 2023 18:24 Asia/Tokyo
  • メキシコのロペスオブラドール大統領
    メキシコのロペスオブラドール大統領

メキシコのロペスオブラドール大統領が、同国へ旅行する危険性に関してアメリカ政府が行った主張を否定し、「メキシコは米国より安全である」と述べました。

先日、2人のアメリカ人がメキシコで死亡しました。

FBI米連邦捜査局は、死亡したこの2人がメキシコ入国後に誘拐されたと主張し、これを受けてアメリカ当局も、「メキシコは、2地域を除く国内のほぼ全域で安全がない」としました。

イルナー通信が14日火曜、報じたところによりますと、ロペスオブラドール大統領は記者会見において、メキシコのほとんどの地域を危険としたアメリカ治安当局の警告に関する質問に対し、「我が国のさまざまな地域へ旅行する際に、治安面が問題になることは全くない」と答えました。

同大統領は続けて、アメリカ人のメキシコ居住や同国への観光が増えていることに言及し、「アメリカ人観光客は、メキシコの治安レベルを分かっている」としました。

そして、メキシコの治安を否定的に捉える原因はアメリカの保守系政治家らによる反メキシコ”キャンペーンにあるとしながら、このような批判をするアメリカ人に向けて、「彼らがこのような行動を続ければ、メキシコ系アメリカ人に(保守派である)共和党への投票を止めさせるだろう」と警告しました。

 


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