3月 26, 2023 18:20 Asia/Tokyo
  • トランプ前米大統領
    トランプ前米大統領

ドナルド・トランプ前米大統領がイラン、サウジアラビア、中国、ロシアの4カ国の団結に懸念を示しました。

イルナー通信によりますと、トランプ氏はこの4カ国の団結に懸念と恐怖心を示すとともに、バイデン米現政権の政策を再度批判し、「自分が米大統領だったら、このような連合結成はありえなかっただろう」と述べています。

ロシアのプーチン大統領および中国の習近平国家主席は今月21日にロシア・モスクワで行われた協議の後に共同声明を発表し、「ロシアと中国は、イランとサウジアラビアの関係復活を支持する』と表明しました。

イラン・サウジ・中国の団結

 

イランとサウジアラビアは今月11日、中国・北京で交渉を行い、7年ぶりに外交関係を正常化することで合意しています。

この合意によれば、両国外相は今後2か月間以内に会談を行い、互いの国への大使再派遣、自国大使館の再開、国交正常化に向けたその他の要件を整えるとされています。

地域の国々の支援と歓迎を受けて、中国の仲介によるイランとサウジの関係再開合意の発表は、地域諸国の支持表明や歓迎からシオニスト政権イスラエルの首脳陣の間からの懸念を示すメッセージ、さらには、西アジアの緊張緩和とイエメンでの戦争終結へのプラスの効果に対する期待、そしてアメリカ政府の啓発的な表明にいたるまで、様々な反応を引き起こしています。

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