プーチン氏、「西側情報機関はロシアでテロ攻撃」支援
4月 06, 2023 14:03 Asia/Tokyo
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、西側諸国の情報機関がロシア国内でのウクライナによる「テロ攻撃」を支援しているとしして非難しました。
フランス通信によりますと、プーチン氏は5日水曜、ロシアが昨年併合を宣言したウクライナ領土の法秩序維持に関する安全保障会議で、西側諸国の情報機関が「破壊工作とテロ攻撃」に関与したことを示す「根拠」があると発言しました。
ロシア第2の都市サンクトペテルブルクでは今月2日、カフェで起きた爆発により、ウクライナにおけるロシアの特殊軍事作戦を支持する著名軍事ブロガーのウラドレン・タタルスキー氏が死亡しています。
ロシア政府はこの事件について、「ウクライナが仕組んだもので、収監中のロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の支持者による支援を受けて実行された」と主張しました。
これに対しウクライナ政府は関与を否定し、事件はロシアの内紛によるものだと反論しています。
なお、ロシア国営メディアによりますと、ロシア政府は5日水曜、併合を宣言したウクライナ4州での工作や敵の情報活動の阻止に向けた取り組みを強化する方針を明らかにしました。
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