4月 24, 2023 15:22 Asia/Tokyo
  • ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相
    ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が国連安保理会合に出席するのに合わせて同行を予定していた記者に対し、米国がビザ発給を拒否したことを受け、ロシア側が反発しています。

フランス通信によりますと、ラブロフ氏は23日日曜、米国が記者へのビザ発給を拒んだことについて「最も強く、賢明で、自由かつ公正であると自任する国がおじけづいた」とし、「愚かな」失態を犯したと非難しました。

ロシア国営リアノーボスチ通信社によると、リャプコフ・ロシア外務次官は報復措置を警告しており、また同国外交筋は「米国人記者は不快・不便な目に遭うことになるだろう」としています。

ロシアも、国内では記者へのビザ発給条件を厳格化しており、先月には米国人記者エバン・ゲルシコビッチ氏が身柄を拘束され、スパイ罪で起訴されています。

ロシア側の反応について米国務省は、国連関係の取材をするロシア人には常時ビザを発給していると反論しました。

ロシアは今月、15か国で構成される安保理の議長国となり、ラブロフ氏が議長を務めることになっています。

 


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