米ハーバード大調査;「アメリカの若年世代は失望し鬱状態」
4月 26, 2023 17:52 Asia/Tokyo
米ハーバード大学が行った調査で、同国の若者の多くが生命の安全を常に懸念していることがわかりました。
この調査によると、Z世代と呼ばれる米国の若者の多くが、国内で頻発している犯罪に不安を感じており、自分も銃犯罪や強盗、警察による暴力の犠牲になるのではないかと感じています。
同大学の政治研究機関「インスティテュート・オブ・ポリティクス」の世論調査部門で責任者を務めるジョン・デラ・ボルペ氏は、米MSNBCの取材に対し、「米国の若者世代は攻撃にさらされ、常に包囲されていると感じている」と語っています。ボルペ氏によると、最高裁判所をはじめとした様々な機関に対するZ世代の信頼はここ数年で著しく低下しているということです。
同氏はまた、「Z世代には、銃乱射や銃暴力の犠牲になることへの恐れが見られる。アメリカでは、この世代の半数近くが常に恐怖を抱えている。彼らは、ショッピングセンターや学校の授業、あるいは外出そのものや人混みの中に行くことを恐れている。特に若い女性の間で、そうした恐れが広まっている」としました。
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