May 03, 2023 16:23 Asia/Tokyo
  • マーク・ミリー米軍合同参謀本部議長
    マーク・ミリー米軍合同参謀本部議長

マーク・ミリー米軍合同参謀本部議長が、「ロシアと中国の戦略的軍事同盟を阻止すべく全力を尽くす所存である」と述べました。

ファールス通信によりますと、マーク・ミリー議長は2日火曜、ロシアと中国の軍事同盟について警告しました。

また、「米国として、ロシア・中国間の戦略的軍事同盟の阻止に向け全力を尽くすだろう」と語っています。

数日前、セルゲイ・ショイグ露国防相は、「アメリカが覇権主義体制を維持しようとしているのとは逆に、多極的世界が形成されつつある」と述べていました。

また、「西側諸国は軍備管理と信頼醸成プロセスの分野における主要な協定の破壊の主な元凶となった」と述べ、「アメリカとその同盟国は、国際的覇権を維持しようとして、世界の安全保障構造の弱体化を招いた」としました。

さらに、米国が脅迫により政府間の関係システムを変え、自らの支配下での連合結成を目論んでいることを指摘し、「米国とその同盟国は、ロシアや中国との軍事的対立へと各国をけしかけようとしている」と警告しました。

この報道によりますと、ショイグ国防相は「ウクライナでの戦争における西側諸国の真の思惑は、ロシアの戦略的粉砕、中国にとっての脅威形成、世界における自らの独占的地位の維持である」と語っています。

さらに、「ロシアの同盟国に対する圧力行使によりロシアの孤立化を狙う欧米の工作は失敗に終わるだろう」と述べ、「新しい多極的国際体制の支柱の1つとして、SCO上海協力機構の役割を強化することが重要だ」と付け加えました。

これに先立ち、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、「NATO北大西洋条約機構が攻撃的な本質を表した」と述べ、「NATOはロシアの安全保障を侵害する侵略的連合である」と述べていました。

 


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