米ケネディ候補の発言が物議かもす;「伯父の暗殺にCIAが関与」
May 08, 2023 18:16 Asia/Tokyo
2024年の米大統領選に出馬を表明しているロバート・F・ケネディ・ジュニア氏(69)が、1963年に発生した自身の伯父、ジョン・F・ケネディ氏の暗殺にCIA米中央情報局が関与していると発言しました。
ジョン・F・ケネディ第35代大統領の甥にあたるロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、あるラジオ番組でケネディ元大統領の暗殺に触れて、「CIAが私の伯父の殺害に関与したことを裏付ける強力な証拠がある」と述べました。
ケネディ元大統領は1963年11月22日、テキサス州ダラスでのパレード中に銃撃され死亡しました。
政府が行った調査の結果、暗殺はリー・ハーヴェイ・オズワルドという男によって実行されたことが明らかになりました。また、1964年のウォーレン委員会報告では、彼が単独で暗殺を実行したという調査結果が発表されました。なお、オズワルドは逮捕から2日後に銃撃され死亡しました。
このような中、来年の米大統領選で民主党内でのバイデン現大統領のライバルとなるロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は先日にも、ある演説においてテロ組織ISISを創設したのがアメリカであることを認め、「警察は腐敗している。ISISを結成させたのは我々だ。我々は、200万人の難民をヨーロッパに向かわせ、同地域における民主主義不安定化の元凶を生み出し、イギリスのEU離脱を招いた」と述べています。
次期米大統領選挙は、2024年11月5日に実施される予定です。