Pars Today

英国メディアが、アメリカ中央情報局（ＣＩＡ）のバーンズ長官が先月、秘密裏に中国を訪問したと伝えました。

英紙フィナンシャルタイムズは、バーンズＣＩＡ長官が先月、秘密裏に中国を訪問したとし、「バイデン米政権の最も信頼のおける高官の中国訪問は、両国の関係悪化に対する米政府の懸念を示している」と報じました。

この会談は、両国の関係安定化を目的に、米政府が高官レベルで中国と交流しようと努力をしている一環とみられます。

米中間の緊張は、昨年11月、インドネシア・バリ島で行われたバイデン米大統領と習近平中国国家主席の会談により、ある程度緩和しました。

この会談はまた、ナンシー・ペロシ前米下院議長の台湾訪問後に生じた一部の懸念を払拭することに成功しました。しかし、今年2月、中国の気球が米領空に入り、米戦闘機によって撃墜されたことにより、米中関係の緊張が再度、頂点に達しました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。