6月 14, 2023 20:41 Asia/Tokyo
  • ベラルーシのルカシェンコ大統領
    ベラルーシのルカシェンコ大統領

ベラルーシのルカシェンコ大統領は、同国がロシアから強力な核爆弾の提供を受けたと述べました。

ロシア・ベラルーシの両国防相は先月25日、ロシア製戦術核兵器のベラルーシ国内への配備に署名しました。両国は今年はじめ、同内容について合意していました。

ファールス通信によりますと、ベラルーシのルカシェンコ大統領は13日、「アメリカが広島・長崎に投下したものよりも3倍も強力な核爆弾・核ミサイルをロシアから受け取った」と語りました。

その上で、「ロシアから受け取った戦術核兵器は、1ヶ所に保管されるのではなく、ベラルーシ全土に配備される」としました。

ルカシェンコ大統領はまた、「ベラルーシは、抑止力としてロシア製の核兵器を国内に配備するよう、ロシアに友好国として要請した」と述べました。

そして、アメリカやNATO・北大西洋条約機構などに対し、「ベラルーシの領土を侵略した場合、自衛のため核兵器を使用することになるだろう」と警告しました。

今回、ベラルーシがロシアの核兵器を配備したのは、アメリカがNATO諸国に核兵器を配備していることへの対抗措置です。

 


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