6月 17, 2023 20:01 Asia/Tokyo
  • NATO北大西洋条約機構のストルテンベルク事務総長
    NATO北大西洋条約機構のストルテンベルク事務総長

NATO北大西洋条約機構のストルテンベルク事務総長が、ベラルーシ国内への核兵器配備に関するプーチン・ロシア大統領の表明を危険なものだとしました。

プーチン大統領は16日金曜、ロシア・サンクトペテルブルクで開催された国際会議で、同国の初の戦術核弾頭ベラルーシに移送されたことを認めました。

これに先立ち、ルカシェンコ・ベラルーシ大統領はロシアの戦術的核兵器の自国内への移送開始を明らかにするとともに、それらの中には、1945年に米国が広島と長崎に投下した原子爆弾よりも3倍強力なものもある、と述べていました。

イルナー通信によりますと、ストルテンベルクNATO事務総長ロシアの核兵器配備状況を監視していると、「我々は以前にもそのようなメッセージを聞いたことがあるが、引き続き完全な警戒のもと状況を監視している」としています。

今回のベラルーシへの戦術核兵器の配備は、ソビエト連邦の崩壊以来、自国領土外にこれらの弾頭を移送するロシアの初の行動となっています。

 


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