知られざる米の恐ろしい戦争犯罪(8);シリア北西部トハール村の空爆
6月 28, 2023 20:10 Asia/Tokyo
20世紀以降、民間人は常に紛争や戦火に巻き込まれる危険にさらされています。米国によるシリア爆撃も例外ではなく、2016年7月にはシリア北西部アレッポ県マンビジ市近郊のトハール村で、米軍とテロ組織ISISの戦闘員の間で激しい戦闘が勃発しました。
ISISの塹壕部隊と衝突した米軍兵士らは、ISISの拠点を破壊するために空爆を要求しました。
しかし、トカール村はISIS戦闘員に加えて、女性や子供を含む多数の民間人も住んでいた場所でした。投下された爆弾は民間人とテロリストの区別なくさく裂したことから、多くの民間人が死亡しました。
米軍の発表した公式統計では非常にわずかな数とされているものの、一部の報告では、これらの爆撃で56人以上の民間人が死亡しました。
タグ