米軍内での自殺件数が増加
7月 10, 2023 17:59 Asia/Tokyo
米国防総省自殺予防局は、米軍内での自殺件数が増加したことを明らかにしました。
同局は報告の中で、2022年第一四半期の米軍兵士の自殺件数がその前年の同じ期間に比べて25%増加した、としています。
また、今年第1四半期には米軍人94人が自殺し、これは昨年の同じ期間の74人より25%の増加を示しています。
米軍兵士の自殺が増加した最大の原因は、重度のストレスであるとされています。
戦場に派遣された米軍兵士の大半は本土への帰還後、もはや通常生活や社会への復帰はできていません。
こうした中、米国内では、軍人の自殺対策ための精神ケア施設が存在していないのが現状です。
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